陸上競技は奥深い
D(でぃー)
経 歴
- 経 歴:大学院卒業
- 競 技 歴:陸上競技:陸上競技:小学4年生~大学まで
- 専 門 種 目:走高跳、走幅跳、100m走
- 指 導 内 容:
【基礎運動】
姿勢や癖の改善、上半身・下半身の使い方、跳躍力・瞬発力の鍛え方等
【走り方】
ドリル運動、フォーム修正等
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スポーツは得意だった。でも、努力することを知らない子どもだった
小学4年生の時、地域のボランティアによる陸上教室に参加し、初めて陸上競技場に足を踏み入れました。ただし当時は遊びの延長のような環境で、本格的に陸上競技に取り組み始めたのは、中学校で陸上競技部に入部してからです。もともと運動は得意で、足も速い方でした。のどかな土地で育ち、誰かと本気で競い合う経験が少なかった私は、「自分はできて当たり前」「頑張らなくても何とかなる」という思い込みと、根拠のないプライドを持っていました。
その考えを打ち砕かれたのが、初めて出場した陸上競技の大会です。100m走で順位自体は悪くありませんでしたが、自分の前を走る選手がいること、追っても追いつけない現実、そして張り詰めたレースの緊張感に、「自分はこんなにも弱いのか」と初めて思い知らされました。
しかしこの悔しさが、心の奥に眠っていた負けず嫌いに火をつけました。もっと速くなりたい、今の自分を変えたい。それから、私の陸上競技への向き合い方は大きく変わっていきました。
中学・高校・大学と陸上を続けて
中学校で陸上競技部に入部し、初めて「努力すること」と真正面から向き合うようになりました。
その後も陸上競技は大学まで続け、競技に打ち込みながら、勉強との両立も目指して日々を過ごしました。決して順風満帆ではなく、何度も怪我を経験し、目立った記録を残すことは叶いませんでした。それでも自分なりに課題と向き合い練習を重ねてきた時間は、結果以上にかけがえのない経験となりました。
目標に向かって努力を続けること、うまくいかない時にも立ち止まらずに考え続けることの大切さを陸上競技は私に教えてくれました。
シンプルな動きほど、難しく、そして奥深い
陸上競技は「走る・跳ぶ・投げる」という、非常にシンプルで原始的な動きで成り立っています。サッカーや野球のような複雑な戦術や道具操作があるわけでもなく、柔道などの武道のように相手との駆け引きやタイミングが結果を左右する競技でもありません。裏を返せば、動きが少なく単純な分、ごまかしが効かず、姿勢や力の伝え方、リズムといった基礎がそのまま記録に反映されます。また、最大のライバルは他者ではなく「自分自身」です。昨日の自分を少しでも超えようとする経験は、身体だけでなく心の成長にもつながります。走・跳・投といった基本動作を丁寧に身につけることは、陸上競技に限らず、あらゆるスポーツの土台となり、将来につながる身体と精神の使い方を体得できると考えています。
走ることを通して育てたいもの
人にはそれぞれ得意なことや苦手なことがあり、置かれた環境によってできることが左右される場面もあります。しかし「時間」だけは、1日24時間、世界中の誰にでも平等に与えられています。この時間をどう使うかは、生涯にわたって大切な考え方だと感じています。特に幼少期から学生時代にかけては、学校生活に加え、習いごとや行事、勉強、部活動など、やるべきことが多くなります。
陸上競技は、ただがむしゃらに練習する競技ではありません。目標を持ち、「今日は何を意識して走るのか」「どうすればもっと良くなるのか」を考えながら取り組むことで、動きが変わり、少しずつ記録は伸びていきます。その変化を実感できたとき、練習は自然と楽しいものになります。
考えて練習し、できなかったことができるようになる喜びを積み重ねること。陸上競技を通して、身体の成長だけでなく、自分で考え、前向きに取り組む力を育てていきたいと考えています。
考える楽しさ、動く楽しさを一緒に
| 担当クラス | ●TEAM:千駄ヶ谷クラス |
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