選手として
 競技に向き合い続けた
 伝えられる経験がある
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A(えー)

経 歴

  • 経   歴:大学卒業
  • 競 技 歴:機械体操 小学校3年生~中学1年生
            陸上競技 中学1年生~大学4年生
  • 専 門 種 目:400m、800m
  • 競 技 成 績:
      国民体育大会 少年Bクラス 800m4位
      日本ジュニアユース選手権 ユースの部 800m2位
      インターハイ 800m4位、4×400mリレー3位
      日本ジュニアユース選手権 ジュニアの部 800m3位
      関東インカレ 800m3位
      日本学生個人選手権 800m3位
      日本インカレ 800m5位
  • 生涯指導歴:3年
  • 指導内容 :
      【走りのフォーム改善】(基本の姿勢、足の運び方、腕の使い方)
  • 資   格:
      日本陸上競技連盟 公認審判員B級
▼ 指導への想いはこちらをご覧ください ▼

体を動かすのは好きだったけれど、運動は得意ではありませんでした

 私は小さいころから外で遊ぶのが好きで、体を動かすことには抵抗はありませんでした。
 ただ、運動神経がいいわけではなく、球技は苦手で、鉄棒の逆上がりができるようになったのは小学校4年生の頃でした。水泳も25mをクロールでようやく泳げる程度で、決して運動が得意な子どもではなかったと思います。

下手の横好きで走ることを続けた

 そんな私でも、小学1年生の持久走大会で初めて1位を取ったことを今でも覚えています。長距離走は苦手に感じる人が多いからこそ、少し頑張るだけで結果が出やすいのかもしれません。
 実際、私は特別速いわけではありませんでしたが、最後まで粘って走り続けることは得意でした。
 その後も毎年の持久走大会では6年間、1位を取り続けることができました。徒競走やリレーでは目立つことがなかった私にとって、持久走大会での経験がその後の自信に繋がった気がします。

走ることが「得意」になるまでには、長い時間がかかりました

 私は中学校で陸上競技部に入り、本格的に「走る」ということに向き合い始めました。
 初めて走り方について指導を受けたのは中学1年生のとき。腕の振り方、足の運び、体の使い方……そのすべてが初めて経験する動作であり、それまでの走りがいかに“我流”だったのかを思い知らされました。
 基礎から学ぶ中で、走ることへの興味も深まりました。指導者のアドバイスで100mや200mの短距離を専門にして、走りの基礎とスピードを鍛えました。
 練習を重ねるうちに成果が出始め、中学3年には学年でも上位の走力を持つようになっていました。

努力しても、簡単には勝てない世界がありました

 高校は、県内で強豪校と呼ばれていた学校に進学し、陸上競技を続けました。周囲は技術も体力も高い“陸上エリート”ばかり。私は自分が「劣等生」だと痛感し、誰よりも遅くまで自主練をし、休日も練習やケアに費やしました。その努力が実を結び、400mや800mで県・地方・全国と少しずつ結果を残せるようになりました。自信も成果もついてきました。
 振り返ってみると、決して足が速いとは言えない私ですが、下手の横好きなりに小学1年生から大学4年生まで16年間、走り続けることができました。

走り方を「教わる」機会の少なさと、続けることで得られたもの

 大学でも競技を続け、今では走り方を教える側になりました。振り返って思うのは、走ることに限らず、何かを「できるようになる」には時間がかかるということです。
 私は元々足が速かったわけではなく、むしろできないことの方が多く、失敗の連続でした。それでも、小さな努力を積み重ね、あきらめずに続けてきたことで、少しずつ前に進むことができました。
 中学で初めて走り方の指導を受け、我流だった自分に気づき、正しい動きを学び直しました。すぐに結果が出たわけではありませんが、やり続けたことで、やがて大会で成績を残すまでになりました。そんな経験を通して、「続けることには意味がある」と、心から実感しています。
 だからこそ私は、今うまくできない子の気持ちがよく分かります。かつての自分と同じように、走ることに苦手意識をもっている子に寄り添いながら、その子が「できる」と思える瞬間を一緒に作っていきたい。走り方を学ぶことが、自信や前向きな気持ちにつながる。私たちの活動を通して、そんな成功体験を届けていきたいと考えています。

苦手を克服する
そんな成功体験を届けたい

担当クラス ●TEAM:千駄ヶ谷クラス/目黒クラス/代々木クラス
●パーソナルレッスン